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ライフサイクルアセスメント / 製品・サービスのライフサイクルのもとで環境を考える / ライフサイクルアセスメント導入をサポート

ライフサイクルアセスメント(LCA)とは?

製品やサービスの原料調達から製造、流通、使用、廃棄に至る一生での環境に対する影響を定量的に評価する手法のことです。

LCAの考え方

原材料調達→生産→流通(販売)→使用・維持管理→廃棄・リサイクル
素材製造 製品製造 流通(販売) 使用・維持管理 廃棄・リサイクル 合計
製品A  120 50 10 1,100 50 1,330kg-CO₂
製品B  200 70 10 1,000 50 1,330kg-CO₂

CO₂排出量の合計は同じですが、使用時の排出に関してBの方が少ないです。つまり省エネが期待されるものと考えられます。
半面、素材や製造時の排出は多いという結果が出ています。
従って、「使用時間が短い→製品Aの方が排出が少ない傾向」「使用時間が長い→製品Bの方が排出が少ない傾向」が見えてきます。

1.確実な環境配慮活動としての実績PR / 2. クレジット創出先との関係性を強化し、新たな事業活動展開への期待 / 3. 活動をPRすることでの認知広告やブランディング等への活用 / 4. 商品のPRや差別化などマーケティング側面での活用

他にも他の環境分野も含めて考慮するなど、多面的に考察することで結果が変わってきます。この点がLCAの前提として考えられます。

LCAを実施する4つのメリット

1.環境性能を定量的に伝えることで消費者とのコミュニケーション活用 / 2.環境配慮型製品開発に関する検討を行うための材料 / 3.サプライチェーン、バリューチェーンも含めた環境負荷の把握 / 4.活動をPRすることでの認知広告やブランディング等への活用

ライフサイクルアセスメントの実施フロー(例)

実施フロー イメージ

ケーススタディ1

リサイクル技術開発プロジェクトにおけるCO₂排出量推計評価

リサイクル研究開発機関の研究開発プロジェクトを通じて、従前の処理フローとプロジェクト導入後のCO₂排出量の変遷をライフサイクルアセスメントの側面で評価実施。リサイクル量に応じた排出削減量を推計できるような形にしてプロジェクト成果をCO₂排出量の側面からも推計評価できるような形にしました。

POINT 1. プロジェクト評価を多様な観点から実施できるように / POINT 2. リサイクル量をベースに大まかな推計を実施できるようになり、プロジェクト効果を定期的に評価できるように
プロジェクト前後でCO₂排出量の変遷に関する推計と推計評価計算シート作成 フロー図