かつて環境やエネルギー分野の課題は、中心に特定の地域が抱える課題という側面が強いものでした。その顕著な例が公害問題でした。しかし、今や地球温暖化問題や資源の枯渇問題などは全世界が共通の意識を持って解消に向かうべき課題として受け止められています。

特定の地域で顕在化している問題もあります。東南アジアやアフリカでは、人口の急速な増加やそれに伴う産業の発展による廃棄物・リサイクルの問題やエネルギー不足問題などが深刻になっています。

このような環境下で過去に公害を克服してきた歴史や、優れた省エネルギー・創エネルギーやエネルギーマネジメントの技術を持つ日本の役割も非常に重要なものであり、ここにビジネスチャンスがあるといえるでしょう。とはいえ、国や環境が違えば日本と同じやり方のビジネスを行うことが出来るとは限りません。

私たちは様々なパートナーと連携しながら、海外における環境・エネルギービジネス分野の海外展開に向けた課題の調査や事業実現化に向けた検討を共に考え創っていきます。